革財布の美しく使うための効果的なお手入れ方法を紹介。


今回使用したメンテナンスアイテム

革財布を長く愛用するための秘訣

革財布はその質感、耐久性、エイジング(経年変化)の美しさから、多くの人に愛されています。

しかし、正しいケア方法を知らないと、せっかくの革製品も早く傷んでしまう可能性があります。

このコラムでは、革財布を長く愛用するためのケア方法について、初心者の方にもわかりやすく解説します。



実践! 革財布ケアのステップを紹介。プエブロレザー編

※注 プエブロレザーは使い初めの段階は表面が毛羽立った状態になっております。
半年以上使用しますと表面が落ち着きプエブロ特有の輝きが出てきましてからケアをすることをお勧めします。


ステップ01 ブラッシング


革財布ブラッシング

ブラシを使ったホコリ除去

革財布の表面に溜まったホコリや細かい汚れは、柔らかいブラシを使用して優しく払い除けます。このステップは、クリーナーを使用する前の重要な準備作業です。


革財布ブラッシング

細かな箇所のブラッシング

大きなブラシで払い落とせなかった細かな箇所(ステッチ部分等)を小さなブラシでブラッシング。この時、革表面を傷つけないように力を入れすぎないことが大切です。



ステップ02 革専用クリーナーの使用


クリーニングフォーム

クリーニングフォーム

革用のクリーナーを少量布に取り、財布の汚れている部分を丁寧に拭き上げます。


クリーニングフォーム

先に目立たない部分で試してください

クリーナーは革の種類に合わせたものを選び、先に目立たない部分で試してから使用することをお勧めします。
フォームタイプの物は水分量が多いので淡い色などに使用する際は特にご注意ください。




ステップ03 保湿クリームでの保護


革用保湿クリーム

革に潤いを!

クリーナーで清潔にした後、革用の保湿クリームを薄く均等に塗り、革に潤いを与えます。


革用保湿クリーム

ヒビ割れ防止の効果

これにより、革が乾燥し硬くなるのを防ぎ、柔軟性と耐久性を保ちます。


革用保湿クリーム

重点ポイント01

大きな箇所はもちろん、特に注意して保湿したい箇所は折れ曲がる部分などシワになっている箇所は丹念にクリームを入れてあげましょう。


革用保湿クリーム

重点ポイント02

角や端などのよく当たる部分もヒビ割れがしやすい箇所なので丹念に手入れしましょう。




ステップ04 乾拭きで仕上げ


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最終仕上げ

最後に、乾いた柔らかい布で軽く拭き上げ、余分なクリームを取り除きます。クリームが残りすぎてるとカビの原因にもなりますのでご注意ください。


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光沢のある美しい仕上がりに

この工程で革表面が均一になり、美しい仕上がりを実現します。要らなくなったシャツなどキメの細かい生地でも代用できます。


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定期的なメンテナンスが大事

これらのステップを定期的に行うことで、長期間にわたってその美しさと機能性を保つことができます。


頻繁な質問(FAQ)

革財布のケアに関するよくある質問とその回答を集めました。あなたの疑問もここで解決するかもしれません。


Q01.どれくらいの頻度で革財布をクリーニングすべき?

使用頻度にもよりますが、一般的には3〜6ヶ月に1回のクリーニングが推奨されます。


Q02.革用コンディショナーの適切な使用方法は?

清潔な布に少量を取り、革表面に薄く均等に塗布し、乾燥させます。過剰な使用は避けてください。


Q03.革財布にできた傷を修復する方法は?

浅い傷は革用コンディショナーで目立たなくすることが可能です。深い傷は専門家に相談することをお勧めします。


Q04.革製品に最適な保管方法は?

直射日光や高温多湿を避け、通気性の良い場所で保管します。カビの原因になりますので埃や汚れなどは取り除いてから保管しましょう。




実際のメンテナンス動画





今回使用したメンテナンスアイテム

革財布のケアには、ソフトクロス、革用クリーナー、革用コンディショナーが必要です。
今回の動画、写真で使っているメンテナンスキット類の一部は下記のリンクからご購入可能です。


コロニル Collonil 1909 レザークリーム

コロニル Collonil LEATHER SOAP レザーソープ



コロニル Collonil馬毛ブラシ



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