
「丈夫で長く使える革財布を探している」「本革の経年変化を楽しみたい」――そんな方におすすめなのがブライドルレザーです。
本記事では、ブライドルレザーの成り立ちから特徴、メリット・デメリット、正しいお手入れ方法までを詳しく解説します。com-onoが使用するブライドルレザーの魅力を知り、あなたに合った財布選びの参考にしてください。
ブライドルレザーとは?
ブライドルレザーとは、もともと馬具、特に馬の頭部につける「ブライドル」と呼ばれる馬具に使用されていた牛革のことです。
その為耐久性が高く、使い込むほどに独特の光沢と風合いが増すのが特徴です。

革の表面に白い粉状のブルームと呼ばれるものが現れることがありますが、これはロウが染み込んでいる証拠で、使い込むうちに馴染んでいきます。
ブライドルレザーのメリット
1. 経年変化を楽しめる



ブライドルレザーは顕著に経年変化を楽しめます。
これらの写真はまだ1ヶ月程度使用した状態です。
お使いいただくと、革表面のブルームがだんだんと薄くなって、革本来の色合いやツヤを感じられるようになります。
ここから更に使うほどにさまざまな変化を楽しむことができ、1点1点それぞれの表情をお楽しみいただけます。


2. 耐久性に優れている

元々馬具の激しい使用に耐えられるよう、牛革のなかでも特に丈夫とされる背中や肩の部位を使用します。
そのため型崩れもしにくく、タフにお使いいただけます。
3. 耐水性に優れている

防水というわけではないのですが、革表面に蝋引き加工が施されているため、革に塗りこんだロウが水を弾き、革内部に浸透しにくくなっています。
少し程度であれば、雨や手汗などで革が傷むのが気になる方でも安心して使えます。
ブライドルレザーのお手入れ
型崩れしにくく、耐久性があるとはいえ、ブライドルレザーは比較的表面に傷やひび割れが出てまいります。一度傷やひび割れが付いてしまうと、完全に消すことは難しくなります。
もちろんそのような特徴を含めてお楽しみいただける部分ではあるのですが、傷やひび割れを防ぐには、すぐにオイルやクリームで保湿することが大切です。また少しの傷であれば、乾いた布やタオル、指先で少し擦っていただければ目立たなくなることもあります。
表面のブルームはロウの為、ブルームがついたままだとオイルは革に馴染みません。当店のブライドルレザーのアイテムはお届けの段階でロウを十分に含んでいるため、ご購入から半年、1年程度はオイルケアは不要です。革の表面にカサつきを感じたり、汚れが気になり始めたら、お手入れをお試してください。
オイルケアにはクロスとオイルをご用意いただき、綺麗にした表面に薄く伸ばして塗りこんでください。その後乾拭きし、しっかりと乾かしてからお使いください。
よくある質問
Q. ブライドルレザーのブルームはどうすればいい?
A. 柔らかい布で優しく拭き取るだけでOK。使い込むほど自然に消えていきます。
Q. ブライドルレザーの寿命は?
A. 適切にケアすれば10年以上使える耐久性があります。
Q. 雨の日に使っても大丈夫?
A. 通常の革より水に強いですが、防水ではないので大量の水濡れは避けましょう。
ブライドルレザーで製作された商品一覧
革好きのお客様から人気の高いブライドルレザーを使ったアイテムです。ぜひ、商品サイトを見てみてください。







